5月が終わり、6月が始まった

5月は休みもそこそこにあったこともあり、ゆっくりできたような慌ただしく過ぎたような。時間はあったが、新しいものを作ったりはしていない。

電子ピアノを購入した。
高木正勝の音楽を流しながら仕事をすることが多く、ピアノが弾きたくなった。過去に習っていたこともあり、なんとなく構造や向き合い方は分かっている。1時間1,000円ほどでグランドピアノにさわれれる場所を京都で見つけたのだが、ピアノは毎日さわらないと上達しない。ゆっくりでもこつこつやっていると弾けるようになることは分かっていた。
もう一度やりなおす気持ちで、メトードローズの教則本と坂本龍一のAquaの楽譜を購入した。
Aquaは後半あたりからが、かなりやばい指がおかしくなりそうだがまあこつこつと。
毎日MacBookProのキーボードと鍵盤に指をのせている。

友人に誘われ、OTODAMAというイベントに行った。
台風クラブは他のアーティストに比べお世辞にも歌が上手いとは言えないが、グッとくるものがあった。がむしゃらに自分たちの良いと思ったものを聞かせてくる。
くるりはみんなが知ってそうな曲をやってくれていたが、途中でやっぱり好きな事をやり出した。
みんなポカーンとするようなマイナーなのを放り込んでくる。いつものくるりでよかった。
羊文学もよかった。夜の時間だったからかな、神々しく見えた。

志の輔 独演会を聴きに行った。
2024年現在、日本一の落語家であろう、ということは世界一であろう最高峰の落語を聴きに。
弟子の志の太郎が1席、志の輔が2席で合計2時間40分。時間を忘れるぐらいに引き込まれる。最高峰。
京都芸術大学にあんなに美しい劇場があると知らなかった。学生たちがまぶしい。

志の輔の翌日は同僚の新築見学及び、社内の釣り部に参加するため東へ移動。
鎌倉から歩いて行ける友人の家で1日おもてなししてもらう。庭でいただくピザとヨロッコビールで彼の日常を体験する。
翌日は釣り部で金沢八景から船に乗り糸をたらす。なんとかわたしは、アジ2匹と名を忘れた魚2匹ほど釣れた。

上司とマーケティングについての少し話をした。どんな話の流れからだったかは忘れた。ほんとに自分たちが知って欲しい、新しいことを伝えたいと思っているものはどんなものだろうと。人の不安を煽ったり、騙したり、誇張するような事は本当にしたくないね。みたいな話をした。私も本当にそう思う。

映画は2本ほど観た。「悪は存在しない」と「関心領域」どちらも音楽がすばらしい。

Sharp TypeからSharp EarthというFontがリリースされた。
とてもよい。ぜひみてほしい。

[https://www.sharptype.co/typefaces/earth-japanese]

6月はもう少し日々のことを残していけたらいいな。

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